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サクラの受難

今年は御衣黄と思われるサクラを愛でることができました

昨年は時期を逸してしまい、残念な思いをした分、今年はゆっくり楽しむことができました。
サクラと言えばソメイヨシノを指すことが多いですが、サクラの種類は多すぎて、
品種名が分からないものが多いです。
色や花が微妙に異なり、落ち着いてみていると時間があっという間に過ぎてしまいます。
こちらは、「八重紅虎の尾」

ところで、サクラの花も終わりですが、サクラは一年中苦難にさらされています
・早く咲いても遅く咲いても非難される・・・人間の都合を押し付けないで
・花が咲いたら根元を踏み荒らされて、枝は引っ張られ、樹の周りにはゴミを置かれ
      ・・・人だったらなんて言われるか
・老木が増えて危険だと・・・「お前もその歳がくるんだよ。バカヤロー!」と先生が仰っていましたヨ
・毛虫がひどくて・・・蝶は良くて毛虫は嫌われる
・クビアカツヤカミキリの被害でサクラが枯れてきて、伐採の危機・・・人間が持ち込んだ虫ですが
・落ち葉の苦情が・・・花を愉しみ、夏には木陰を提供しているのは忘れ去られ

人間は・・・

今年もサクラの枯れた枝を剪定しました。以前に剪定されたサクラの木が たおやかに健気に咲かせていました。